TOMIX 485系HG 室内792席を筆塗りグレードアップ!
久しぶりの模型記事の今回は、渾身の1編成をご紹介いたします(^ ^)
購入して9年近く経ちますTOMIXの485系HG仕様。銀屋根車の12両が在籍していましたがほとんど走らせる事もない状態が続いておりました。
10月に発売されたイカロスMOOKの「モデルJトレイン」が昭和57年11月ダイヤ改正の特集を組んでおりまして、東北在来優等列車最後の輝きという事で、485系などがクローズアップされていました。
その本に触発され、1980年代始めの頃の青森運転所485系12連編成を再現すべく作業に取り掛かりました。
作業予定の内容
①室内座席等の塗装 ←これが難関
②ボディのスミ入れ
③室内灯装備
④サボ、方向幕ステッカー貼り
⑤軽くウェザリング
以上です。
まずはクハから取り掛かります。
造形は素晴らしいTOMIX485系ですが、室内部品はこの明るい色。最近の製品は青再現されているものもあるのですが…。国鉄特急と言えば
この濃紺シートに白いヘッドレストカバー。
これを再現したいのです。さてどうしよう。
室内再現シールも発売されているのですが、ここはコスパ重視で筆塗りで行こうw
とりあえずこれだけあれば大丈夫か?
失敗したらしたでいいので早速取り掛かります。
まずはフラットブルーで座席部品を塗装。床、通路までは塗り分けしません(出来る自信がない)
分解ついでに運転席周りも少し塗装。
ブルーが乾いたらフラットホワイトでヘッドレストカバーを。まずはラフに塗ってゆきます。
ホワイトはよくかき混ぜて塗らないとムラが出るので気を遣います。
次はシート上部の面に被さる様にホワイトを。
仕上げに再びブルーでヘッドレストカバー下面を直線的に塗ります。
…うむむ。じっくりと見なければまあまあな仕上がりか、と言う事で、この方式で全車両施工する事にしました。あ〜12両。気長に進めよう。
ボディのスミ入れにも取り掛かります。今年の他の記事にも似た内容がありましたがおさらいで…。
今年はこればっかりやってます(^^)
ミゾにスミ入れ塗料を流し込み、乾いたらエナメル溶剤を綿棒に染み込ませ拭き取ります。
エナメル溶剤なのでボディ塗装は影響ありません。
スミ入れしますと金属感が増します。
また、最近必ずやるのはライトへのシルバー色差し。
タミヤのクロームシルバーを楊枝につけて、恐る恐る突っ込んで塗ります。
施工前
施工後。目がキラキラになります(^^)v
室内座席塗装とウェザリングを休みの日に一日2両を目標に作業を進めてゆきました。
そして、食堂車には
乗務員さんと乗客を乗せます。室内高の関係で腰から下はカットさせて頂きましたm(._.)m
厨房はシルバー、座席はオレンジに。
グリーン車は座席はダークブラウンにレッドを混ぜて塗りました。
座席数は12両で792席でした。一月がかりで進めたので終わってみればそんなに大変でもありませんでした。
室内灯はTORMを採用。白色バージョンを全車両に。グリーン車は電球色にするか迷いましたが白に統一しました。
サボ(号車札、列車種別、座席種別)は美軌模型店L'x
、方向幕はジオマトリックスのエフェクトバージョン。エフェクトバージョンは実車ふうの適度な汚れが再現されています。
ステッカー類は約120枚貼りました٩( 'ω' )و
いよいよレールに乗せます!
普通車。国鉄特急の雰囲気になりました♪
TORM室内灯は満遍なく光るのが良いですね。
グリーン車。ゆったり座席。在籍車の関係でAU12クーラー車です。
サシ481。
まさに全盛期の国鉄特急です。
モハ484は碍子塗装、他の車両の屋根は軽くウェザリングをしてみました。
ヘッドマークはボナファイデプロダクトのプラパーツを使用し、ペンギンモデルのステッカーで片側「はつかり」もう一方は「ひばり」にしました。また、方向幕も12両ともに片側ずつ「はつかり 青森行き」「ひばり 仙台行き」に統一しました。
只今、レイアウト一部区画工事の為、走行は出来ないですが、コロナの動向をみて貸しレイアウトで走らせてみたいです。
今年は殆ど新規購入車両も無く、所有車両のグレードアップに勤しんだ一年でした。その集大成のこの盛アオ12連、大事にしてゆこうと思います(^^)。