休日の屋根裏

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TOMIX 489系白山 EF63 (3次形・青色)セット

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今回は先日発売されました、TOMIXの489系H03編成白山セットとEF63 3次形・青色セットをご紹介します。

 

あの日本鉄道路線の最難関、碓氷峠を走り抜けた名特急、名機関車の組み合わせです。

 

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489系のパッケージ。かつて上野と金沢を信越線経由で結んでいた特急白山。JR移行後の1988年に白山色にリニューアルされました。

当時、この塗装が大嫌いでして、よく見かけた列車でしたが、写真撮影した記録はありませんでした。

金沢の489系のボンネットと非貫通300番台グループに施行されていました。

TOMIXではリニューアル再販となります。今回は増結セットと合わせて9両フルでの入線です。

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続いてEF63。こちらもリニューアル再販となりまして、最終生産グループの3次形を再現。

なかなかEF63が再販されず、待ちに待った発売です。

待ちに待ったのですが、価格高騰の中、かなり手痛い出費に…。倹約生活は暫く続きます。

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H03編成のクハ489-3(写真右)は運転台上のヘッドライトのカバーが無く、模型でも再現されています。その為、ライトカバー内にあるホイッスルは今回別部品で装着します。

左のクハ489-503はEF63との連結の為、連結器カバーが無く、連結器むき出しです。

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EF63は3次形の特徴のスカート、プレートナンバー、テールランプ、ジャンパ栓が再現されています。また、90年代に無線環境改善の為装着されたC'アンテナを付けるか付けないかが選択出来ます。

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上野から下り白山が横川駅に到着。

489系は空気バネをパンクさせて協調運転の準備を。乗客は名物の峠の釜めしを求めホームへ。

同時に高崎方からエスコート役のEF63が重連でやって来ます。

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ゆっくり近づき、停車。

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ホイッスルで合図して連結。

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ジャンパ栓を繋ぎ、確認、489系運転士とEF63の機関士が無線で確認、制動チェックを行って発車のスタンバイをします。

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軽井沢まで低速で急勾配を後押しします。

…という遊びが出来ます!

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峠の下りもEF63は横川方でガッチリ連結し、不測の事態でも対応出来る制動装置で、頼もしく仕事をこなします。

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協調運転は189系、169系も対応できました。

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横川方は同梱部品のダミーカプラーを装着してみました。

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白山の間合い運用で489系のあさまも見られました。今回のセットでは白山装着、交換用ヘッドマークはあさま、はくたか(赤)、能登が用意されています。

この白山色、他にも雷鳥、スーパー雷鳥北越などの運用に入っていたのでさまざまな列車が再現出来ます。

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サロ489-27

グリーン車。列車無線アンテナは別パーツなので後日取り付け予定。

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モハ489-21

コンビニラウンジカー。白山時代は軽食販売がありましたが、能登運用では自販機のみの対応になった様です。

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モハ488-206

模型でのモーター車。

号車札、方向幕も追々整備します。

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急行能登上越線経由になり寝台特急北陸と同じルートになりましたね。

この白山色はボンネット車には3編成に施されましたが2000年以降に順次、国鉄特急色に戻されました。このグループは結果的に2010年まで急行能登や上野口のホームライナーで活躍し、最後の現役ボンネット編成で注目を集めました。

 

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EF63もたった一駅区間の為の専用機としてそこを走る全ての列車をエスコートしました。

 

あの当時、嫌いだった白山色、非鉄時代で最後見届ける事が出来なかったEF63も手痛い出費と引き換えに再現出来ました!

 

碓氷鉄道文化むらに行きたくなって来ました…。