休日の屋根裏

Nゲージを中心に。たまに撮り鉄

2009年寝台特急「北陸」の旅 1

こんばんは。最近は朝晩も涼しく、日も短くなりまして、季節が変わってきているのを実感いたします
 
黒磯訓練には「あけぼの」の間合い運用で長岡のEF64が先日登板した様で、撮影出来ず残念・・。
 
今週(実は先週も)は、妻の実家の稲刈りの手伝い運用があり、朝の列車撮影はしていません
 
 収穫される「稲穂」を見ながら、新潟の485系「いなほ」を撮りに行きたくなった事は言うまでもありません
 
ネタがないので、という訳ではありませんが、今回は2010年3月の改正で姿を消した14系寝台特急「北陸」へ乗車した模様をお伝えいたします。
 
 2008年頃「鉄」復帰した自分が叶えたかったのは「ブルートレイン乗車」でした。子供の頃は両親の実家が遠方にある訳でもなく、家族旅行も関東近辺くらいしか出掛けなかったので、長距離列車は乗ったことがありませんでした。大人になっても、やはり遠方へは車でしたので、生活の中に「ブルートレイン」は存在しませんでした私だけでなく、そんな状況の人が多くなったのも寝台特急の衰退の要因だったのでしょう
 
ともあれ、2009年7月、少ない小遣いを貯め、実行する事に!家族という訳に行かずもちろん1人で・・・。
 
「北陸」を選んだのは、2011年春で姿を消すのが発表されていた485系雷鳥」を始めとする北陸本線の車両に逢ってみたかったからです
 
 行きは「ソロ」帰りは「シングルデラックス」のチケットを入手し、興奮で当日を迎えました
 
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EF64-1031+14系「北陸」    2009年7月 上野駅にて
 
 23:03発でしたので、当日仕事を終え、帰宅してからでも上野まで余裕でした。双頭機1031号機に推されて、上野駅13番線に入線して来ました。今まで駅で見送るだけでしたので、乗客としてホームに立てて感動
 
イメージ 2
スハネフ14 「北陸」
 
 その年の3月で「富士・はやぶさ」が廃止となり、「北陸」が最後の14系寝台特急となっていました。
 
イメージ 4
6号車(スハネ14-752)18番個室 
 
 わが「宿」ソロ。2階の部屋で、1人で過ごすにはちょうどいい「狭さ」枕木方向のベッドで、「あけぼの」のソロより、こちらの方が居心地はよかったかもしれません。
 
 上野入線~車内放送~尾久駅付近までの映像です
 
 定刻に上野駅を出発!客車ならではの静かな走り出しです。車内放送の後、車窓を眺めていましたが、仕事の疲れやブルトレ初乗車の興奮などがミックスされ、変なテンションになっていました!大宮を出た後、車内探訪をしましたが、機関車側の連結部分まで行って、帰って来ただけで、グッタリしてしまいました。
 
イメージ 3
7号車(オハネ14-91)
 
 開放B寝台。7号車は乗客1人しか居ませんでした・・・・。(7月の平日でしたが
 
 部屋に帰り、ベッドに横になり、目を閉じても、予想以上だった揺れと音でなかなか眠れません。もちろん、寝てしまうのはもったいなかったのですが、翌日への影響を考えると・・。
 
 高崎停車、水上に運転停車あたりまでは寝付けませんでしたが、その後、長岡までは浅い眠りに入った様です。
 深夜の長岡駅では機関車の付け替えが行われ、微かな衝撃があり、その時を感じられました。
完全に眠りの中の長岡の街を出発し、いよいよ北陸路に・・・
 
続く・・・