休日の屋根裏

Nゲージを中心に。たまに撮り鉄

鬼怒川温泉旅行 SL大樹編


旅行2日目は宿をチェックアウトした後、鬼怒川温泉駅に。

今年8月に運行開始した「SL大樹」の終着駅となっていて、C11の方向転換用の転車台が駅前広場に隣接され1つの観光スポットとなっています。

駅に到着するとすでに「SL大樹1号」が到着していました。
入場券を購入し、ホームへ。
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C11-207「SL大樹」

AIZUマウントエクスプレスと並びました。ヘッドマークが豪華です。大樹のヘッドマークは動輪を日光にちなんで徳川家の家紋の葵の紋に似せてデザインされました。マウントエクスプレスの戊辰150年のヘッドマークは葵の紋ですね。
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制服もかっこいいですね。

しばらくしてC11+ヨが客車から切り離され、一旦新藤原寄りに移動します。

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14系座席車をJR四国から譲り受けました。

東武鉄道のホームである事が不思議です。
車体も大変綺麗でして、なおかつ国鉄オリジナルの面影をしっかり残していて嬉しいです。

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DE10-1099

基本プッシュプル運転となっています。SLと言いつつもこれだけでも絵になりますねぇ。
この組み合わせ、ここでしかもう見られません。

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オハフ15の妻面の窓はグレーのHゴムですね。
床下塗装はグレーとなっています。


浅草からのスペーシア到着後、接続し「会津藩」に向けて出発して行きました。

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スペーシアの白も、雪によってさらに引き立ちます。

10:30に転車台にて方向転換が行われますので、駅前の転車台に移動します。

かなりの観客?が集まり、転車台は一周すべて人だかりで埋まりました。
東武鉄道の職員が子供達にSL大樹のカードを配っていました。
実況アナウンスもあり、大樹の紹介をしていまして、東武はかなり力を入れています。

動画は鬼怒川温泉駅客車切り離し~転車台~小佐越・新高徳間の走行風景です。

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転車台はJR西日本から。

機関車C11はJR北海道、DE10はJR東日本、14系客車はJR四国より転属。
乗務員はJR北海道秩父鉄道真岡鐵道、大井川鐡道の協力のもと訓練されたとの事です。
多くの会社、人々が協力してこのプロジェクトが実現しました。

それにしてもSLは老若男女に人気ですね。迫力もありますし、何より蒸気であの車体、編成を動かす事が出来るのが驚きです。C11-207は昭和16年製だそうです。

旅行行程もありましたが、少し時間に余裕がありましたので途中撮影出来そうな場所があったので急遽沿線撮影。

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リバティが通過したので慌てて後追い。
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SL大樹2号 小佐越~新高徳間にて(動画からの切り出し画像)

ここは下り勾配でしたので煙が無く、割と静かに通過して行きました。

下今市鬼怒川温泉間の12.4KM、約35分の旅ですが、東京からのアクセスも良いので温泉がてら乗車してみるのもいいかもしれませんね。14系客車は窓が開かないので、SLを楽しむには少し向いていませんが貴重な車体なので走っている事自体に感謝です!