遂にトンネル開通!記念の一番列車通過と製作記
構想7年、着工から約半年、遂にレイアウトでの難所の山とトンネル区間が本日竣工しました。
同時にトンネルから続く築堤も工事ほぼ完了しまして、地方の本線チックなエリアになりました。ほぼ完了とはバラスト撒きがまだでして、コルク道床のままとなっているからであります。
山とトンネルはレイアウトでは再現したかったので手探りながら製作をしてみました。
トンネル開通一番列車は、金太郎が牽くコキ貨物でした。本開通前の試運転はこの編成がしばらく担当していました。青函トンネルも「はつかり」の前の本当の一番列車は貨物だったそうですね。
この区間の工事過程を写真と共に追ってゆきます。
この区間はまず、フレキシブルレール区間とする事にしてあり、勾配を上りながら、トンネルに入り、トンネル出口からはゆるやかカーブの築堤に続く、といったイメージです。
まずは勾配ですが、この発泡スチロール製の勾配セットを購入。2%の勾配設定です。フレキシブルレールに対応出来、自在にくねらせられるのが重宝しました。
線形を決めたらコルク道床を。
とりあえずは両面テープで接着。カーブがあると内側と外側で長さが変わります。
ウチはTOMIXレールシステムを使用しているのでKATOのフレキシブルレールとはジョイントレールを使用して繋げます。フレキシブルレール同士はユニジョイナーを使用。
ゆるやかカーブはやはりフレキシブルでないと再現難しいですからね…。
試運転をしながら微調整をします。
カーブではカントも付けるのですが、そのテスト過程では幾多の脱線事故がありました(*_*)
とりあえずレイアウトはフレキシブル区間を繋いで一周出来るようになり、駅周辺の再整備、駅からトンネル区間の水田地帯工事を経て、いよいよトンネル区間本工事に取り掛かる事になりました。
スタイロフォームを積み上げカットし、トンネルポータルを取り付けます。
車両限界に気を付けて…
黒色紙を壁面に。
築堤側ポータルは近代型を。
箱庭技研さんの背景シートをこちら側の壁にも設置。
789系で試運転。
紙粘土で築堤サイドを。
山の下部は新聞紙丸めて…
KATOのプラスタークロスで覆います。
タミヤの情景テクスチャーペイントのダークアースで地面を塗装。
山の稜線が合ってませんが、山で隠れるので気にしない(^ ^)
TOMIXのカラーパウダー「ミックスブラウン」を築堤サイドへ。ボンド水が乾いていないので白っぽく写ってます。
山の下部にKATOのフォーリッジクラスターを。
森の際は少し植樹。以前購入していた白樺みたいな木を少々。
そして、山本体の上部に取り掛かります。
スタイロフォーム10段積み(^ ^)
プラスタークロスで表面を覆います。
ダイソーの水性ブラウンを塗ります。
茶色い山(^ ^)
乾く間にフォーリッジクラスターをちぎります。
緑色と明緑色をミックスしました。
あとはGクリヤーをふんだんに使い、フォーリッジを隙間なく接着。
山じゃ〜!この木なんの木みたいになってる。
そしてこの山本体を屋根裏に運び、山の下部とドッキング!
背景シートの木々とのマッチがイマイチですが、遂に完成です(^ ^)
農家の権田さんちから見た感じ。
この区間の先はカントカーブがあり、その後高架区間になります。
今回の区間完成で一区切りになります。なぜなら、非冷房の屋根裏はこれから暑くなってしまうんです…。
GWまでにはと工事して来ましたが、外出自粛期間でかえって捗りました。
残りの区間の構想をまた進めて行こうと思います。