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マイクロエース 781系「ライラック」入線!

北海道車両増備計画の中、ついに781系を導入いたしました。

実車は完全引退して久しく、模型もTOMIX・KATOからはいずれもリリースされておらず、唯一マイクロエースが製品化していました。

マイクロエースからは先行試作車の900番台と、今回の量産編成「ライラック」、2扉化された新塗装編成や、ドラえもん編成などバリエーションは多彩です。

789系(スーパー白鳥やエアポート)などはマイクロ製品の中古でも価格が高騰しておりまして入手困難となっていますが、この781系は比較的安価で中古店で販売されていました・・。以前から気にはなっていたのでお買い得価格に背中を押され購入となりました。

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マイクロのキャッチフレーズは「北海道のエース・ライラック!」

ヘッドライトは悲しいほどオレンジでしたので上の写真は合成ライトです・・・。
そしてやはりフロントのスカートはマイクロ仕様の大口仕様。ボディの造形はいいので、やはりこのスカートを上手く再現出来ればかなり完成度が高くなるのですが・・。

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クモハ781-1 

札幌方先頭車。781系は485ー1500の進化型と思っていましたが、造形は全く違うのですね。運転台からおデコの造形は雪の付着を抑えるデザインだそうです。

ライラック・室蘭行」の方向幕シールを装着。

781系ではモーター車は一般的なMMユニットは組まずに、TMユニットというべきか、T車に機器を積んだ特殊な形態です。

台車も485系と比べてもゴツいですね。色々な所が北海道仕様です。


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モハ781-1

製品ではモーター搭載の車両。雪切り室のルーバーが確認出来ます。

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モハ781-2

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クハ780-1

旭川方先頭車。パンタ付きですが「クハ」です。隣のモハに電気を供給しています。
下枠交差式のパンタだから?マイクロ製でも姿勢は正しいです(笑)。


運転台ガラス上の部品は熱で雪を解かす装置なのかと思っていましたが、違う様で、最後尾で走っている時に屋根側(客室側)から空気を取り入れ、運転台窓に上から下に空気を流し、雪がガラスに付着するのを防ぐ働きとの事でした。そういえば雪は先頭車よりも最後尾の車両の方が巻き上げもあり雪の付着がひどいですからね。

北海道の電車特急の歴史では大きな役割を果たした781系実車711系や485-1500よりも早く姿を消してしまいましたが、どの系列とも違う特殊重装備で任務を全うしました。実車を見る機会がなかったのが残念です。

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やっぱり先頭車のスカートが気になります。そのうち、ヘッドライトの変更とともに着手出来たらと思っています。まぁ、いつになることやら・・・。