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TOMIX 485系A1A2編成 入線

ついにTOMIXから485系A1A2編成がリリースされました。

特定編成としては新潟T18や九州のDo32に続いてのリリースです。
「限定品」との事なので再販は無しの模様。

インレタ貼り付け作業無く助かります。ホイッスルとトイレタンク、スノープロウを付けて無線アンテナ以外は整備完了。

実車はオリジナル485系の最後の編成として注目され、今年6月のラストランをもって引退しました。オリジナルとは言えども国鉄時代のデビュー当時からは改造などを経ており、この編成独特の特徴もあり、それらが模型でも再現されています。

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磐越西線の快速「あいづライナー」

デフォルトで装備の「あかべぇあいづ」ヘッドマーク。やっぱりA1A2はこのマークがしっくりきます。国鉄イラスト「あいづ」が付属品です。

先頭車の連結器カバーは付属されていません。実車はソフトタイプのカバーが装着されていました。いつものオーバースケールなカバーでしたら付けない方がいいか・・。

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クハ481-1016

上野・郡山方先頭車。

最大の特徴のグレー床下機器。

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モハ484-1077

やや小ぶりなPS26Bパンタを装備。A1A2は青森所属の1988年からこの編成で固定されていて、「はつかり」「白鳥」として青函運用で函館まで足を延ばしています。

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モハ484-1032

製品ではM車。小窓化された車掌室窓も再現されています。

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クハ481-1015

仙台・会津若松方先頭車。青森時代は半室グリーン車だったとの事。

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側面の機器点検蓋のルーバーが塞がれた姿も再現されています。

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A1A2では号車札差しが省略され、インレタタイプの号車番号が貼られています。
また、方向幕の下に存在した洗面所窓も塞がれていました。それらも再現。

室内シートも着色されていましたが実車はもっとグレー気味だった様な気が。

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今年6月のラストラン「つばさ」を再現。

実車は最後の国鉄特急色485系で、どこかで一部保存でもされるかと淡い期待を持ちましたが、夏にあえなく解体されてしまいました。

東北特急全盛期から青函トンネル運用、一時期は真っ赤な「あかべぇ色」になったり、晩年は主に磐越西線や波動用として波乱の生涯を過ごしたA1A2編成。

磐越西線でA1A2が運用に入った際は可能な限り撮影に出かけました。

山間ののどかな景色の中、遠くからタイフォンが響き、ゆったりとしたスピードで走り抜けた姿はとても美しかったです。

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パッケージ。

TOMIXさん、製品化して頂きまして感謝しております!!ありがとうございました!