休日の屋根裏

Nゲージを中心に。たまに撮り鉄

マイクロエース 東武DRC 1700系 特急「けごん」入線


今回も中古の入線です。

ついに東武DRC(デラックス・ロマンスカー)を配備しました!
鉄コレで東武8000系を所有していましたが、「N」では東武は自粛していました。

東武沿線で育った環境もあり、一番身近な私鉄なのですが、鉄道模型で集め始めたら止まらなくなりそうで敢えて手を出しませんでした・・・。

しかし、中古店で見かけてしまい、割とすんなり連れてきてしまいました(笑)。

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東武DRC 1700系 特急「けごん」(登場時)

おぉ~。やっぱりこの「顔」がインパクトありますね。

DRCは1960年に1720系でデビューしました。国鉄151系から2年後という事になります。おもに、浅草~東武日光「けごん」、浅草~鬼怒川温泉「きぬ」となっています。

元々先に特急車として先にデビューしていた1700系を1971年に車体更新し、1720系と同じボディーにしたのが、この1700系の更新車となっています。

東武のお得意の車体更新ですね!ちなみに1720系の足回りは今も東武200系で走り続けているとの事です・・・。

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モハ1711

浅草方先頭車。登場時の設定なので後年に追加された運転室クーラーは設置されていません。

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客室は全て当時の国鉄グリーン車に相当するシートピッチでフットレストも装備。窓もシート列と同じ数です!

当時は日光観光の乗客争いで国鉄が157系を日光線に導入したりと、熾烈な争いを繰り広げていました。相当東武はこの車両に力を入れていたのですね~。

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モハ1712

キノコ型クーラーは小型タイプが並び、特徴的な屋根上です。

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モハ1713

サロン室付き車両。 向かって左側車端部がサロン室。
この車両は乗降扉はありません。

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サロン室も再現されていました。

左隅にある四角いのが「ジュークボックス」。レコードの演奏器だったのかな?
晩年は撤去されてしまったそうです。 回転イスもあるくつろぎの空間ですね。

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モハ1716

東武日光方先頭車。

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先頭部拡大。

愛称表示もLEDで綺麗に光ります。運転台上の標識灯と、エンブレムが無塗装なのが惜しいですが、この製品、かなり完成度は高いです。マイクロ製品の中でも傑作と言われています。

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この8000系の更新顔との並びは1720・1700系の最晩年で見られました。
私も春日部近辺でよく「けごん」「きぬ」を見かけました。
老朽化していた中でも「特急」のオーラは他の列車と明らかに別格でした!

1991年に100系スペーシア」にバトンタッチし完全引退となりました。

現在は1720系の保存車がさいたま市岩槻区にあり、美しい状態で保存されています。↓

まずい・・・DRCが来たのでスペーシアが欲しくなってきた・・・。