今日は
野田線撮影の前に
さいたま市岩槻区の「岩槻公園」に静態保存されている1720系を見学に
ここに展示されたのはかなり前で、前を通る事はありましたが、近くで見る事が無かったので寄ってみました。
キノコ型クーラーを搭載
この1720系は
昭和35年にデビューしています。53年も前なのか・・・
その2年前に
国鉄の
151系「こだま」がデビューしています。このボンネットスタイルや、塗装の塗り分け、キノコ型クーラーなど、かなり近いものがあります。
やわらかいラインでデザインされた
国鉄151系と比べ、こちらの
東武1720系は直線基調で押し出しも強いですね。また、シートピッチやサイズも
国鉄の
グリーン車並みだったそうです
休日は室内見学も出来るようです。
ここに展示されているのは1720系の第1編成の先頭車です。
東武博物館には同じ第1編成の片側先頭車が展示されているそうですが、カットモデルとの事で、まるまる1両はこの岩槻公園の車両のみです。
国鉄の157系と争った東京~日光方面の競争に結果的に勝ち、後継の「
スペーシア」
100系にバトンタッチしたのが1991年。展示してからもけっこう経ちましたが、昨年あたり(?)大規模な補修をして、綺麗になっています。
とても迫力がありますので、みなさんも見にいってはいかがでしょうか