休日の屋根裏

Nゲージを中心に。たまに撮り鉄

東武1720系 DRC保存車両を訪ねて

 前回に続き「東武鉄道」ネタです!
 
 今日は野田線撮影の前にさいたま市岩槻区の「岩槻公園」に静態保存されている1720系を見学に
 
 ここに展示されたのはかなり前で、前を通る事はありましたが、近くで見る事が無かったので寄ってみました。
 
イメージ 1
いきなりの「どアップ!」   東武1720系
 
 かつて東武鉄道の看板列車として、浅草~東武日光「けごん」浅草~鬼怒川温泉「きぬ」で活躍していました。私が高校生くらいの頃までは春日部あたりで頻繁に見ました。
 
イメージ 2
キノコ型クーラーを搭載
 
 この1720系は昭和35年にデビューしています。53年も前なのか・・・その2年前に国鉄151系「こだま」がデビューしています。このボンネットスタイルや、塗装の塗り分け、キノコ型クーラーなど、かなり近いものがあります。
 やわらかいラインでデザインされた国鉄151系と比べ、こちらの東武1720系は直線基調で押し出しも強いですね。また、シートピッチやサイズも国鉄グリーン車並みだったそうです
 
イメージ 3
休日は室内見学も出来るようです。
 
 ここに展示されているのは1720系の第1編成の先頭車です。東武博物館には同じ第1編成の片側先頭車が展示されているそうですが、カットモデルとの事で、まるまる1両はこの岩槻公園の車両のみです。
 
国鉄の157系と争った東京~日光方面の競争に結果的に勝ち、後継の「スペーシア100系にバトンタッチしたのが1991年。展示してからもけっこう経ちましたが、昨年あたり(?)大規模な補修をして、綺麗になっています。
 
とても迫力がありますので、みなさんも見にいってはいかがでしょうか