こんにちは。今回は初めての自動車関連記事です。非鉄バージョンなのであしからず・・・。
今日は栃木県にあるサーキット「ツインリンクもてぎ」に行ってきました。敷地内に有る「ホンダコレクションホール」にある動態保存車両の動作確認が今日行われまして、懐かしい、第二期ホンダF1参戦期のマシン3台が参加とあり、朝から現地に駆けつけました。
高校生時代、鉄道から完全に離れた私は友人の影響もあり、F1にハマっていました。そして当時最強を極めたマクラーレン・ホンダが好きで、88年の圧倒的強さのターボ時代、セナとプロストのチームメイト同士の熾烈なチャンピオン争い(89年)や、V12を採用したもののウイリアムズ・ルノー相手に苦戦を強いられた91年・92年などが印象深いです。
1台、約5週を走るテストでした。F1は鈴鹿で過去2回ほど観戦しましたが、やはり、体まで響くエクゾースト・ノート(排気音)は毎回、快感です(笑)
走行テスト自体も3速までしか入らないショートコースでしたが、迫力は充分でした。プログラム自体は15時まででしたが、14時には全車終了しまして、多くの方は帰路につきました。自分たちは遅い昼食を園内のレストランで摂り、その後先ほどの南コースを通ったところ、なんと、マシンが並べられ、プレス向けの撮影が行われていました!放課後的な感じで、人も少なく、じっくり撮影出来ました。
マクラーレン・ホンダ MP4/4 1988 #12 アイルトン・セナ車
マルボロカラーが美しすぎて、走る姿に鳥肌が立ちました・・・。
マクラーレン・ホンダMP4/5 1989 #2 アラン・プロスト車
89年はターボからNAへレギュレーション変更がありました。ホンダつぶしの策との考えがもっぱらでしたが、そんな事も吹き飛ぶ2年連続のドライバー・コンストラクターズのWタイトルを取得しました。鈴鹿でのセナ・プロストの接触でプロストのチャンピオンが決定し、両者に決定的な亀裂が入ったというシーズンでした。
ウイリアムズ・ホンダFW11 1986 #5 ナイジェル・マンセル車
ホンダ初のコンストラクターズチャンピオンをもたらしたマシン。マンセル車の赤いゼッケン5はレッド5といわれ特徴的でした。そのマンセル、最終戦3位入賞で自力チャンピオンが手に入る状況で終盤その3位走行中タイヤバーストに襲われ、プロストにチャンピオンを渡す事になりました。#6はネルソン・ピケでした。
この「放課後撮影会」で気づいたのは、走行テスト時のタイヤはいつもの「GOOD YEAR EAGLE」でなかったという事。撮影時はしっかりといつものものを装着しており、やっぱりこうでなくては・・と思いました。
走行テスト時は「AVON」というタイヤが・・・。違和感がありますね。
最後はMP4/4がカウルを外すサービスも。
今日は高校生時代に戻れた気がしました!今日のギャラリーも40歳以上くらいの方が大半でした・・・。