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TOMIX サロンエクスプレス東京 ファイナルセット

 
国鉄末期~JR初期のジョイフルトレインブームの火付け役として歴史に残る、あの「サロンエクスプレス東京」。欧風客車として1983年に14系座席車の改造でデビューし、活躍しました。
 
コンパートメント(個室)主体の客室やなんといっても大胆なガラスエリアの展望室を備え、上品な塗装が施され、とってもいい雰囲気の編成でした。
 
NではKATOからも製品化されていますが、TOMOXでは実車が途中、お座敷列車の「ゆとり」に改造される際に「サロンエクスプレス東京」としての活躍にピリオドを打つ際に「ファイナルセット」をリリースしていた様です。
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懐かしい・・・。私にとっては「ゆとり」より「サロンエクスプレス東京」の方がしっくり来ます!
 
JT客車は赤色の反射板を装着しての運行が多かったですね。尾灯があるのにナゼなのか私には分かりません。少なくともなんだかカッコよくなかったです。しかし模型では装着した方が実感的になりました・・。
 
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スロフ14 702
 
展望&ラウンジカー。スハフ14からの改造で発電エンジンを装備。
 
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オロ14 705
 
中間車。こちらは通路側。6人用個室が主体でした。
 
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スロフ14 701
 
こちらは展望室もありますがコンパートメントエリアがほとんどを占めています。「ゆとり」に改造された際、個室の仕切りは全部とっぱらわれてお座敷になりましたが、外装はそのままとなっていました。
 
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「サロンエクスプレス踊り子」
 
臨時列車として設定されていました。PFとEF58-61が主に牽引していました。現実では1134号機は多分牽引はしていないと思われます・・・。
 
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「サロンエクスプレスそよかぜ
 
逗子と中軽井沢を結んだ臨時特急。やっぱりEF58-61が一番似合いますね!
小学生の時、一度だけこの列車を撮影した事がありますが乗車している人が別世界の人間に見えるほど「高嶺の花」的な列車でした。
 
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パッケージ。
 
同列車の詳細が載っている冊子とポスターが入っていました。
今で言うTOMIXの「さよならセット」の原型みたいなものでしょうか。
 
実車は「ゆとり」での活躍も2008年に終えましたが、展望車の2両はながらく尾久に留置され、尾久駅のホームからも確認できましたが、今年の7月に長野へ回送され本当のファイナルとなりました。
 
そういえばEF58-61はどうしているのでしょうか。走る事が出来なければ鉄道博物館あたりで展示していつでも会えるようになればいいのにな~と思うのですが・・・。