KATO 14系寝台特急「さくら」JR仕様(長崎編成)
梅雨明け後、おそらく年間でも一番暑さが厳しい時期になりましたでも、夏は夏らしく暑いくらいがいいと思っております!
わが屋根裏は気温が危険水準になっておりまして、2~3分いるだけで大粒の汗が噴出してきます
そんな中、KATOから先日発売されました14系寝台特急客車が入線しました。以前、KATOから14系寝台客車が発売され、ここのところのKATOの「新世代ブルトレ」として発売され、寝台ハシゴや屋根のパネル表現など、その後の同社のブルトレ製品の方向性を示した商品でした。国鉄3段B寝台時代を再現しておりましたが、今回はJR化後の1994年頃を再現したモデルとして発売されました。2段化されたB寝台や、乗降扉の白帯省略などの変更がなされています。
スハネフ14-1
1号車はいきなりスハネフ14トップナンバー。床下発電機が別パーツでの再現となっています。寝台ハシゴもしっかりと装備。「さくら」「出雲」「みずほ」のトレインマークがセットされています。
オロネ14-5
現在日本から姿を消した「プルマン式」A寝台車。上段寝台用の小窓が特徴ですね。
オハネ14-703
今回のモデルの目玉と言える4人用B個室寝台「カルテット」。★★★★となっています。
室内表現は見たところB開放寝台と変わっていないような・・・。現在の「北斗星」の1号車Bコンパートと同じような考えですね。
オシ14-3
当時の「さくら」は長崎・佐世保両編成は共通運用で、それぞれに「オシ」がはいっていたそうですただし、食堂としての営業は休止されていて、売店扱いだったそうです。(佐世保編成は売店扱いも無し)東京~肥前山口間は編成に2両の「オシ」が入っていたという事ですね・・。
TOMIXの「さよなら北陸セット」のスハネフ14(右)と。KATOは方向幕や、号車札、寝台種別表示が印刷済みです。特定列車の表現でしたら加工無しなので助かります。また室内、床下機器、ハシゴなどTOMIXよりも細かく再現されています
・・ブルトレは個人的には今のところKATOに軍配が上がります。TOMIXの「さよなら・あけぼのセット」も、パッケージや、試作品が既に確認できますが、検討の結果、購入は見送りました。KATOの「あけぼの」も内装工事でグレードアップしていますし、機関車も含めダブってしまうので・・・。予算的なところも大きな理由ですが(笑)KATOの「あけぼの」を大切にしてゆきます