休日の屋根裏

Nゲージを中心に。たまに撮り鉄

スハネフ14-20に乗車!

 こんばんは。昨日からお盆休みに入り、旧友2人と富士山周辺に遊びに行ってきました
 
 しかし、日頃の行いが悪いせいかあいにくの曇天。富士山は非常に近いのですが、雲の合間から時折姿を現すだけでした・・・。
 観光は「鉄分抜き」のつもりでしたが、富士急行下吉田駅に「スハネフ14-20」が展示されていたのを思い出し、急遽、下吉田駅に寄ってみる事にしました
 
 前回の記事はKATOの14系を紹介しましたが、今日は実車のリポートです。
 
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スハネフ14-20  富士急行 下吉田駅ブルートレインテラスにて
 
 「富士」という共通項で実現した展示車両です。実車は実際に「富士」での運用は無かったとの事です。新製配置は品川で「さくら」「みずほ」「あさかぜ」の運用に就き、その後尾久に転属し、上野口の「北陸」や客車時代の急行「能登」で活躍しました。品川時代は「富士」は24系での運用でして、この車両での運用は無かったという事になります。
 この車両は2010年3月の「北陸」の上野発最終列車の最後尾を務めた車両で、TOMIXの「さよなら北陸セット」でも再現されています。
 
 駅の脇のスペースに1両だけ留置されていました。保存状態は極めて良好です
 
 駅で専用入場券を100円で購入しました。今日は室内も開放されているとの事です。
 
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折りたたみのイスを出してみました。
 
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もちろんリネン類はありませんが、それ以外は現役の状態のままです
 
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ハシゴを出して上段寝台へ!
 
 見学者は自分たち以外は皆無で、思う存分寝台に寝転んだりして楽しみました
 
 開放B寝台での乗車は経験がありませんでしたが、この展示車はかなりじっくりと観察できます。実車に触れ合える貴重な経験ができる場所ですね。今日だけだったのでしょうか、見学者も他におらず、ブルトレ好きなら超穴場のポイントです。
 鉄分無しの友人もかなり感動していました。とにかく、車両内外の手入れが行き届き、状態は最高です。
鉄道車両の屋外保存は維持が大変と思いますが、このまま末永く触れ合える場所として管理していただきたいものです。
 
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 富士山周辺に行った際はもうひとつの「富士」に会いに行ってみては