休日の屋根裏

Nゲージを中心に。たまに撮り鉄

KATO 485系で「仙台・A1A2編成」を造る その1

梅雨空からいきなり夏真っ盛りにそうかと思えば台風が・・・。
天候が不安定なので体調には気をつけましょう。
 
さて、現在では絶滅寸前の485系
JR東日本で唯一の国鉄特急色として活躍中の仙台所属のA1A2編成。
最近までは磐越西線の「あいづライナー」および「快速あいづ」で運行されていました。
赤い「あいづ」のヘッドマークを追いかけて私も何回も磐越西線に通いました・・・。
 
会津磐梯山猪苗代湖などの自然に囲まれた絶好のロケーションをゆったりと走行した485系
もう定期運用から離れてしまい、今後が注目されています。
 
模型では国鉄特急色では先日引退の新潟T18編成と、先日製品化が発表されたJR九州のDo32編成がありますが、このA1A2編成は地味なのかまだ製品化の動きはない様です・・。
 
「出さぬなら 造ってしまえ A1A2」
 
という事で改造・工作が得意でない私が挑戦する事としました。
 
タネ車候補を考えましたが、一番近いのはTOMIX HGの485系1000番台。所有していますが「つばさ」編成はそのまま運用したいので手はつけず。
同じものは流通が少なく、アフターマーケットでは価格高騰。諦めました・・。
 
古いジャンク的な製品も考えましたが、店頭で見かけたKATOの485系300番台を購入しました。
10-1128の最新ロットを新製配置。
このセット(6両)はサロ・サシが入っていますがいきなり保留車に。
モハユニットの増結を購入し、実車のモノクラス編成のベースとしました。
 
イメージ 1
KATO 485系300番台 
 
この製品は国鉄時代がリアルに表現されていますが、A1A2編成との相違点は数を挙げたらきりがありません・・。
 
改造出来るところ・出来ない所を上げてなんとか「A1A2タイプ」にしてみます。
 

イメージ 5


実車編成。
変更するところ
 
屋根の塗装を銀屋根からグレー屋根にし、屋根上クーラーも同時にグレー化。
 
床下機器・台車をグレー塗装化する。
 
ヘッドマーク・側面方向幕のHゴムをグレーから黒に変更。
 
JNRマーク撤去及びJRマーク貼り付け。
 
室内を青内装からブルーグレー内装に塗装変更。
 
「あいづライナー」ヘッドマーク及び側面方向幕を取り付け。
 
以上です。
 
やらない所(出来ない所)
 
そもそも1000番台ではないのですが、ボディ造型には手を加えません。
大きな所ではモハ484の車掌室窓。セットのモハは車掌室なし。洗面所窓撤去も断念。
 
床下機器。
 
室内シートの配置。シートピッチが違います。
 
モハ484の屋根上ランボードの表現。
 
車体ナンバー変更(うまくいく自信が無い!)
 
とりあえず以上です。
 
では早速取り掛かります。
まずは床下機器・台車をグレーに塗装。
イメージ 2
 
全バラシでスプレー塗装という手もありましたが原始的な筆で塗り塗り・・・。
表面から見える所だけでいいんです(笑)
台車は特に気をつけて塗装。通電しなくなったら大変ですからね。
 
イメージ 3
続いて屋根・クーラーの塗装(塗装前)。
 
色は悩みました。TOMIX485系のグレー屋根は1000番台やT18編成の様な濃いめのグレーが塗装されていますが、A1A2はもう少し明るいグレーの屋根なのでタミヤのヘイズグレイをチョイス。
 
綺麗なつやありシルバーよさようなら・・・。
 
クーラーはサーフェイサーを吹きかけたらいい感じなのでそのまま使用するといういい加減さ(笑)
 
イメージ 4
続いて室内塗装。
 
ブルーとライトグレイを混ぜ合わせて筆にて塗装。クハの運転台回りの色(ライトブルー)が元の色。
6両編成なのでまだなんとか集中して作業は出来ます・・・。
 
実車は乗車した事はございませんが、シートは2トーン的な感じでもあるみたいですが・・・。
 
 
その2に続く・・・。