休日の屋根裏

Nゲージを中心に。たまに撮り鉄

8/13 関東最東端の銚子電鉄を訪ねて

最近は非鉄な日々を過ごしておりまして半月ぶりの更新となりました!
 
13日からお盆休みになり、初日は毎年恒例の旧友との「日帰り男旅」で千葉県の銚子に行って来ました
美味しい海鮮を食べたりする目的ですが今回は関東最東端の鉄道、あの銚子電鉄に乗車する事もプランに盛り込みました。
 
午前中はポートタワーや犬吠崎灯台などを観光。その後銚子電鉄犬吠駅から銚子駅を目指しました。
 
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銚子電鉄2000形(2001+2501編成) 銚子駅にて
 
ローカル感満点です。この電車は元京王電鉄で走っていたものが愛媛県伊予鉄道に譲られ活躍した後にこの銚子電鉄で第3の人生?を歩んでいます。
 
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乗車券。
 
今時珍しい硬券タイプでした。下車後はお持ち帰りオッケーとの事でした。
区間6Kmちょっとのこの路線。のどかな風景をゆっくりと走ってゆきます。昭和の時代に戻ったかのような感覚になります。経営が厳しく、保線予算も少ない為か、結構な揺れがありますが、それも含めて楽しめます。
 
銚子市内では「ヒゲタ醤油」の工場見学などを楽しみ、また銚子電鉄犬吠駅に戻ります。
その前にJR銚子駅の様子を。
 
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255系 特急「しおさい14号」東京行き
 
255系も普段は見かけない列車です。これも登場から20年は経過しているとの事。「BOSO VEW EXPRESS」の文字も時代を感じさせますね。総武本線経由で東京までは2時間弱の所要時間です。
 
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成田線209系
 
この209系は2000・2100番台で元京浜東北線の0番台を改造した車両です。この顔も久しぶりに見ました。まだまだ活躍出来ますね!
255系同様に房総地区のラインカラーのブルーとイエローに変更されています。
 
その後銚子電鉄のホームへ。
 
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2000形(2002+2502編成)
 
帰りはこちらの編成。屋根なしの銚子駅ホームに入線。待合室は屋根付ですが、雨の日は大変でしょうね・・・。旧銚子電鉄リバイバルカラーとの事。何かヘッドマークが付いています。
 
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「ありがとう銚子商業生」のヘッドマーク
 
帰宅後調べた所、2014年の1月にこの編成が脱線事故を起こし、資金難で修理費の捻出もメドが立たずにいた所、地元の銚子商業高校の生徒が中心となり修理費の募金活動を行い、今年無事に修理を終え復帰したという話を知りました。色々な人たちの手でこの路線は支えられえているのですね。
 
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前面展望。
 
架線もシンプルですね。草木に覆われていて何とも言えないローカル感。
 
途中、車両基地に現在開催中の「銚子怪談」用の列車が置かれていて、「幽霊」が乗っていましたが昼間でしたので怖くありませんでした(笑)
 
犬吠駅に到着し、お土産に「濡れ煎餅」を購入。犬吠駅灯台もあるので一番設備としては大きい駅でした。
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夕方、犬吠崎灯台が見える砂浜で気が済むまで海を眺めてから帰路につきました。
 
良い夏の思い出の1ページとなりました