休日の屋根裏

Nゲージを中心に。たまに撮り鉄

2015秋 北海道の旅 3

函館朝市どんぶり横丁で海鮮丼を食べ満足してその後は青函連絡船摩周丸」を見学に。
 
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JNRマークが再現された「摩周丸
 
青函連絡船青函トンネル開業の1988年3月12日まで運行されました。
翌日から津軽海峡線が開通し「北斗星」も華々しくデビューしました。
その「北斗星」も先日最終運行され、また一つの時代のページが変わろうとしています。
 
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船内には青函連絡船メモリアルポスターが。
 
船内には模型や実際に使用された備品や資料が数多く展示されています。
青森の「八甲田丸」は車両甲板やエンジン室まで見学できましたが、摩周丸ではそこまでは行けません。
 
青函連絡船の様々な歴史の資料の中でやはり「洞爺丸」の事故の資料は衝撃でした。
数多くの災難を乗り越えて本州と北海道を結んだ連絡線。ドラマが一杯詰まっています。
 
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本州から北海道へ。北海道から本州へ。
色々な人々の想いを乗せてここを発着していたのですね・・・。
 
「八甲田丸」よりも老朽化が進んでいる様でしたが、この桟橋と合わせて保存を続けて欲しいですね。
 
その後、五稜郭の機関区を目指しました。DD51ED79などが見れるかな~。
 
しかし、下調べをしていなかったので何処から見れるかうまく探せず、たどり着いたのはここ。
 
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ED79 ?号機
ナンバーが外され留置されたED79
 
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EH800-7
その近くにEH800-7と同11号機が留置されていました。
白とシルバーのラインが入った新型青函電機。ED79との世代交代ですね。
屋根上の大きな碍子が特徴ですね。
 
旅行前にTOMIXからNゲージで発売されて購入していたので実車観察をじっくりしたかったのですが上手く撮影できませんでした・・・。
 
DD51も見当たらず時間も無いので次の目的地「新函館北斗駅」に向かいます。
 
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函館市街からクルマで20~30分くらいでとなりの北斗市にある「新函館北斗駅」に到着。
今は在来線の渡島大野駅(おしまおおのえき)として在来線ホームのみ営業しています。
駅前は閑散としていましたが、建設中の建物やロータリー付近の工事が急ピッチで進んでいます。
 
H5系が試運転でもしていないかな?と期待していましたが、当日は全くそんな気配はありませんでした・・。
 
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新しい駅っていいですね
 
在来線部分の駅は入場可能でしたので建物内に入ってみましたが、新幹線駅部分は当然ながら工事中で仕切りで区切られ見る事は出来ません。
新幹線の乗客として次回は来てみたいものです。
 
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渡島大野駅ホームにて
 
レッドベアーの貨物列車が停車中でした。そういえば今回の旅でレッドベアーを撮ったのはこの一枚のみでした。もっとちゃんとした写真を撮っておきたかったです。少し後悔。
 
この時点で14時を回った位でした。19時までに札幌でレンタカーを返却しなければならないので帰路につくことにしました。函館も「鉄」な視点でしか見れず残念。本当は五稜郭や夜景を楽しみたかったのですが。
 
しかしながら今日は新旧の青函にまつわる車両・船を見学出来、歴史が変わろうとしている空気を生で感じる事が出来、充実した「函館鉄観光」でした
 
さて、札幌へ急ぎます!
そして今夜は札幌駅でじっくり急行「はまなす」を見るというイベントも残されていて、テンションも上がります