2015秋 北海道の旅 3
JNRマークが再現された「摩周丸」
その「北斗星」も先日最終運行され、また一つの時代のページが変わろうとしています。
船内には青函連絡船メモリアルポスターが。
船内には模型や実際に使用された備品や資料が数多く展示されています。
青森の「八甲田丸」は車両甲板やエンジン室まで見学できましたが、摩周丸ではそこまでは行けません。
青函連絡船の様々な歴史の資料の中でやはり「洞爺丸」の事故の資料は衝撃でした。
数多くの災難を乗り越えて本州と北海道を結んだ連絡線。ドラマが一杯詰まっています。
本州から北海道へ。北海道から本州へ。
色々な人々の想いを乗せてここを発着していたのですね・・・。
「八甲田丸」よりも老朽化が進んでいる様でしたが、この桟橋と合わせて保存を続けて欲しいですね。
しかし、下調べをしていなかったので何処から見れるかうまく探せず、たどり着いたのはここ。
ED79 ?号機
ナンバーが外され留置されたED79。
EH800-7
その近くにEH800-7と同11号機が留置されていました。
白とシルバーのラインが入った新型青函電機。ED79との世代交代ですね。
屋根上の大きな碍子が特徴ですね。
今は在来線の渡島大野駅(おしまおおのえき)として在来線ホームのみ営業しています。
駅前は閑散としていましたが、建設中の建物やロータリー付近の工事が急ピッチで進んでいます。
H5系が試運転でもしていないかな?と期待していましたが、当日は全くそんな気配はありませんでした・・。
新しい駅っていいですね
在来線部分の駅は入場可能でしたので建物内に入ってみましたが、新幹線駅部分は当然ながら工事中で仕切りで区切られ見る事は出来ません。
新幹線の乗客として次回は来てみたいものです。
渡島大野駅ホームにて
レッドベアーの貨物列車が停車中でした。そういえば今回の旅でレッドベアーを撮ったのはこの一枚のみでした。もっとちゃんとした写真を撮っておきたかったです。少し後悔。
この時点で14時を回った位でした。19時までに札幌でレンタカーを返却しなければならないので帰路につくことにしました。函館も「鉄」な視点でしか見れず残念。本当は五稜郭や夜景を楽しみたかったのですが。
しかしながら今日は新旧の青函にまつわる車両・船を見学出来、歴史が変わろうとしている空気を生で感じる事が出来、充実した「函館鉄観光」でした
さて、札幌へ急ぎます!
そして今夜は札幌駅でじっくり急行「はまなす」を見るというイベントも残されていて、テンションも上がります