今回は中古入線です。マイクロエースから以前発売された、14系500番台+ワキ10000「カートレインさっぽろ」の紹介です。
このセットは自分の「欲しい物リスト」では常に上位にランクインされていまして、気になっていました。本日はいくつかの車両を買い取りしてもらいに模型店に出向いたのですが、そこでこのセットを発見してしまいました!
なかなかレアなモノでして、状態は決して良くありませんでしたが緊急入線!
「カートレインさっぽろ」は1999年8月に東青森~白石で運行された臨時急行列車で、14系座席車2両とカートレイン用に改造されたワキ10000を6両連結し運行されました。
この形態での運行はその夏限りで終了したとの事です。すでにJR各社ではカートレインの運行の取りやめが進んでおり、JR北海道が試験的に運行しましたが定着しなかった様です。
カートレインは20系や24系での運行がメインだったのでこの14系座席車は珍しいです。とりあえずワキがあれば24系との連結で「カートレイン北海道」の再現も出来ます。
ちなみにこのセット、「カートレイン」のヘッドマークが同梱のはずですが、購入した中古は欠品!あの「お月様」マークが・・・!無いぃ??
あ~良かった・・・。
車両を見てゆきます。
スハフ14-501
マイクロならではの各種表記が決まっていますね。
オハ14-513
所要時間が短かった為か寝台での運行では無かった様です。
そして貨車。
ワキ10153
ワキは6両ですがそれぞれに号車表記が。
連結間隔がかなり広いのは購入された方のレビューで知りましたがホントに広い!
カートレインの文字とクルマのイラストはメルヘン?な感じです。
御開帳!
乗用車2台が入っています。日産ブルーバードかな?
車両により入っている車の色が違いますが、車種は同じ(笑)!
最後部。
反射板は前オーナーが装着していて斜めに装着されています・・・。
カートレインに資料を見るとワキの妻面は青の写真がほとんどですが、この製品は後年に妻面がシャッター化された姿となっています。
今までは横の扉からパレットに載せた車をフォークリフトで積み下ろししていましたが、シャッター化で最後尾貨車から渡り板で車が自走で積載部まで行く事が出来、作業が簡素化できた様です。
もっとも、このワキに搭載出来たのは幅が170Cm以内のいわゆる小型車(5ナンバー)以下サイズでして、ガソリンが一定量以上入っていた場合は抜く作業も必要だったそうです。
載せられる車の制限や乗車駅まで車で行く必要や運賃など、ユーザーベースではよっぽど「マイカーで旅先を走りたい!」という願望が強い人以外は必要性が無くなってしまったのでしょうね・・・。
EF65PF+24系+ワキ10000「カートレイン北海道」
恵比寿~白石で運行されたバージョン。PFにこの「お月様マーク」が似合います!
ワキの仕様が少し違いますがコレがやりたかったのです~。
結局定着しませんでしたが、この「お月様マーク」寝台列車らしくて好きでした。
旅先でのドライブと言えば・・・
今は「道の駅」が充実していますが昔はそんなものはありませんでした!
ドライブインやこの自動販売機コーナーが主流でした。中には飲料の自販機はもちろん、うどん・そば、ハンバーガー(グーテンバーガーだったかな)などの自販機もありました。味はイマイチでしたが、そこで食べる事自体がなんだか楽しかったです。
そして右側にあるトタンで覆われた怪しげな建物?は・・・
ここまで見てくれたあなたにだけ特別に内部をお見せします!
今はこういった自販機も見なくなりましたね~。
中学生の頃、友人と半ば命がけの思いでここに突入した思い出があります。
そういうドキドキって最近味わってないなぁ。
本題から離れてしまった所で今回は終了しま~す(笑)!