休日の屋根裏

Nゲージを中心に。たまに撮り鉄

2018・福岡の旅 九州鉄道記念館編2

九州鉄道記念館レポート後編です。

イメージ 1クハネ581-8

ヘッドマークは「月光」になっています。月光型と呼ばれた581系。関東地区では583系しか見られなかったので貴重です。乗務員ドア後方の機械室が583系との違いです。タイフォンもスリットタイプで、京都鉄博のクハネ581-35と仕様が違います。そういえば、一昨年に京都鉄博に行ったレポートはいつか記事にしようと思います・・。

この車両は国鉄末期に普通列車に改造されクハ715-1として活躍していましたが、展示にあたり寝台特急塗装に戻されました。これから塗装補修が始まる様で、少し下地処理がなされています。

イメージ 2
寝台特急「月光」・・・いい名称の列車ですね。

イメージ 3
室内は普通列車時代の状態です。デッキとの仕切りがなくなり、奥の方には通勤車らしく「吊り革」があります。しかし、ボックス席は特急時代の「昼行」状態のイメージのままですね。
イメージ 4
ボックス席。それなりに広いですね。581・3系は乗車出来ませんでしたので、初めて車内入りました。
昼行の「みどり」や「みちのく」「はつかり」などがこんな車内イメージだったのですね。
この濃紺のシートが国鉄を感じさせますねぇ。

イメージ 5
先頭部機械室と乗務員室扉。

イメージ 6
一部の窓は開閉式に改造されていましたが、寝台中段・上段用の小窓はそのままです。
現役時に乗りたかったなぁ。

イメージ 7
続いてスハネフ14-11。

熊本所属で2009年最後の東海道ブルトレ富士・はやぶさ」で最後まで走っていました。
ブルトレも2015年の「北斗星」廃止でピリオドが打たれました。

イメージ 8
三ツ星マークは無くなっていました。

イメージ 9
シート生地は晩年の仕様です。

イメージ 10
そして・・・上段に。

今にも発車メロディが鳴って動き出しそうなくらい、車両は綺麗なままです。
こうして室内も公開されているのは嬉しいですね。

イメージ 11
続いて建物内に入ると明治時代の客車が展示されていました。

イメージ 12
なんと、座席は畳仕様!硬そう。

イメージ 13
鉄道模型ジオラマもありました。

イメージ 14
先ほど乗ってきた811系のシュミレーター。

100円で8分程運転出来ます。当日は来館者も少なく、並ばずにすぐ出来ました。この手のものは初めてでしたが、「電車でGO!」よりもリアルで楽しかったです。家に欲しいです!

イメージ 15
2階は資料館となっています。

イメージ 16
往年のヘッドマークが。

イメージ 17
九州地区のヘッドマークは平面ではなく球面になっています。
かなりの年期が入っていますね~。

イメージ 18
正面エントランスのEF30-3の運転台。

イメージ 19
同じくED76-1

イメージ 20
クハ481-246

イメージ 21
古い駅名標もありました。

大宮や京都と比べますとコンパクトですが、九州の鉄道の歴史や車両に触れることが出来、貴重な体験が出来ました。

さて、門司港駅にそろそろ「ななつ星」が来ているだろうか・・・。

続く・・・。