九州鉄道記念館レポート後編です。
クハネ581-8
ヘッドマークは「月光」になっています。月光型と呼ばれた581系。関東地区では583系しか見られなかったので貴重です。乗務員ドア後方の機械室が583系との違いです。タイフォンもスリットタイプで、京都鉄博のクハネ581-35と仕様が違います。そういえば、一昨年に京都鉄博に行ったレポートはいつか記事にしようと思います・・。
寝台特急「月光」・・・いい名称の列車ですね。
室内は普通列車時代の状態です。デッキとの仕切りがなくなり、奥の方には通勤車らしく「吊り革」があります。しかし、ボックス席は特急時代の「昼行」状態のイメージのままですね。
ボックス席。それなりに広いですね。581・3系は乗車出来ませんでしたので、初めて車内入りました。
この濃紺のシートが国鉄を感じさせますねぇ。
先頭部機械室と乗務員室扉。
一部の窓は開閉式に改造されていましたが、寝台中段・上段用の小窓はそのままです。
現役時に乗りたかったなぁ。
続いてスハネフ14-11。
三ツ星マークは無くなっていました。
シート生地は晩年の仕様です。
そして・・・上段に。
今にも発車メロディが鳴って動き出しそうなくらい、車両は綺麗なままです。
こうして室内も公開されているのは嬉しいですね。
続いて建物内に入ると明治時代の客車が展示されていました。
なんと、座席は畳仕様!硬そう。
先ほど乗ってきた811系のシュミレーター。
100円で8分程運転出来ます。当日は来館者も少なく、並ばずにすぐ出来ました。この手のものは初めてでしたが、「電車でGO!」よりもリアルで楽しかったです。家に欲しいです!
2階は資料館となっています。
往年のヘッドマークが。
九州地区のヘッドマークは平面ではなく球面になっています。
かなりの年期が入っていますね~。
正面エントランスのEF30-3の運転台。
同じくED76-1
クハ481-246
古い駅名標もありました。
大宮や京都と比べますとコンパクトですが、九州の鉄道の歴史や車両に触れることが出来、貴重な体験が出来ました。
続く・・・。