休日の屋根裏

Nゲージを中心に。たまに撮り鉄

新津鉄道資料館へ行ってきました。

関東は連日の猛暑がひと段落し、多少過ごしやすい一日でした。
しかしながら、台風も近づいていまして、この夏は自然の猛威を感じずにはいられません。

昨日は新潟へ行く用がございまして、その帰りに以前から訪れてみたかった、新津鉄道資料館に行ってきました。


ここは懐かしいというにはまだそこまで経っていませんが、以前撮影で追っかけた200系K47編成先頭車と485系T18編成のクハ481-1508が保存されていまして、会いに行ってきました。

新潟市街から車で30分程の場所にあります。車での移動でしたので時間的にも新津駅は見る事は出来なかったのが残念です。

イメージ 1
221-1510(200系)とC5719

資料館の入り口付近に200系とC57が展示されていました。
200系K47編成は東北上越新幹線の200系として、最後の最後まで活躍した編成で、2013年3月に引退した後、この新津で保存される事となりました。

0系も当時引退していましたので、新幹線のこの団子鼻としては最後の車両でした。
その東京方先頭車両がこの221-1510(1984年10月製造)です。

イメージ 2
K47編成 2013/03/13 大宮駅

引退数日前に撮影しに行っていました。今でこそ多くの形式の新幹線が走っていますが、以前は200系しか来ず、当時はめったに新幹線ホームへは撮影に行かなかったです。

やっぱり新幹線のオリジナル顔、大好きです。開業時の列車はそれぞれ東北は「やまびこ」「あおば」、上越は「あさひ」「とき」でした。

イメージ 3
館内にはK47のもう一方の先頭車のものか、運転窓ガラスがヒビだらけで展示されています。

イメージ 4
新潟エリアの鉄道資料を中心に展示されています。

イメージ 5
ここはJRの施設ではなく、新潟市が運営しています。

イメージ 6
先日行った大宮の鉄博にもあった「昭和の」券売機!
ここのモノは触れることが出来、その押し味を堪能しました(笑)。

イメージ 7
新潟と言えば「とき」ですね。

イメージ 8
日本海ヘッドマーク。もはや芸術作品!

イメージ 9

他にも貴重な展示物が展示されておりました。思ったよりも展示エリアは広かったです。

そして、館外の保存車両展示エリアへ。

イメージ 10
クハ481-1508(1974年6月製造)

やっと会えました、クハ481-1508!
自分の誕生日と数日しか違わない車両で、愛着がありました。
全国で活躍したクハ481ですが、北海道用としての1500番台はわずか8両しか製造されず、そのうち、この1508が最後まで原型で活躍していました。
屋根上の2灯のヘッドライトと飛び出た尾灯が特徴です。
イメージ 14
晩年は新潟T18編成として、関東へもちょくちょく運用で来ていました。
ちなみにこの車両は北は旭川、南は西鹿児島まで、国内の車両としては一番多くの都道府県を走った記録を持っている事でも知られています。

イメージ 11
快速くびき野 2015/01/22 信越本線 長鳥~塚山にて

引退する数か月前に撮影していました。お気に入りの車両でしたのでこうして保存される事になり大変喜びました。

イメージ 12
DD14ロータリー除雪機関車

ザリガニ顔ですね~。

イメージ 13
クモハ115-1061(1978年11月製造)

2次新潟色115系キムワイプ色とも言われて親しまれていました。

イメージ 15
115系 左は新潟色(3次)。2013/09/18 新潟駅にて

イメージ 16
E4系(E444-1) 1997年10月製造

元新潟P1編成新潟方先頭車。E4系はまだ現役ですが、もう退役が決まっています。
オール2階建て新幹線はもう現れないのでしょうか・・・。

こちらの4両は引退からまだ年月は経っていませんが、鉄道史にとっては貴重な車両です。さらに年月を重ねればよりその歴史的価値は上がる事でしょう。

イメージ 17

鉄道の街・新津の歴史を知るには必見の好スポットでした。