休日の屋根裏

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北陸新幹線開業・6ヶ月 特急「白山」を振り返る

9月も半ばを過ぎ、天候もすぐれず気温もすっかり涼しくなりました。
北陸新幹線の開業から約半年たちまして、新幹線も好調の様ですね。
 
東京と北陸・金沢を結ぶ列車は以前は寝台特急「北陸」や急行「能登」が5年前まで活躍していたのが記憶に新しいですが、長野新幹線開業時に一足早く姿を消した特急「白山」も忘れられない列車です。
 
電車特急としての「白山」はまさにこの列車の為に生まれた489系の歴史でした。
上野と金沢を信越本線経由で結んでおり、当然の事ながらあの碓氷峠を経由していました。
北陸本線の交流区間を走る為、全電源対応でしかも横軽対応とあり、最強の仕様でした。
食堂車までありましたが、途中外されてしまい、その余剰車の一部が北斗星用のスシ24に改造され、つい先日まで運行されていました。

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TOMIX 485系で489系「白山」の雰囲気を再現!
 
雪の白山のイラストが涼しげというより寒そうですね。
489系は製造時期は短かったものの、ボンネット・貫通型・非貫通型の先頭車が揃っていました。
小学生時代に大宮へ行くと、よく見かけました。(当時は2往復時代でしたが)
白山が来る時はどのタイプの先頭車かな~と楽しみにしていました。
 
上野と金沢を約6時間かけて結んでいたそうです。ちなみに現在は新幹線「かがやき」で東京と金沢は2時間半だそうです・・・。
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東大宮操車場からの送り込み回送  1987年頃 大宮駅にて
 
その後、「白山色」なる白ベースにピンク・ブルーのラインのあの塗装となり、度肝を抜かれました・・・。
その「白山色」は1枚も写真を撮影することはありませんでした・・・。だって、キライだったんです・・・。
 
その後自分が「鉄」を離れている間に碓氷峠廃止と共に運行を止めました。金沢へは上越新幹線ほくほく線はくたか」が新たな速達ルートとなったのです。
 
489系はその後転属などがありましたがボンネット車編成は最後まで急行「能登」で活躍しまして、晩年は国鉄特急色に戻りました。
 
新幹線に名前を引き継がれる事はありませんでしたが、489系「白山」忘れないよ!


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その後「とき」などを走らせて楽しみました~。