休日の屋根裏

Nゲージを中心に。たまに撮り鉄

2016夏 北海道旅 茂辺地の「北斗星保存車両」

早いもので9月になり、朝晩の風が涼しくなり始め秋の気配が感じられます。

8月の北海道旅行で最終日に行きたかったのは茂辺地の「北斗星保存車両」。

家族旅行でしたが、ここは最初からプランに入れていました。
8月7日より公開されていまして、毎週日曜日に内部公開が行われているとの事でしたが、訪れたのは平日でしたので外観観察のみとなりました。

朝、函館湯の川温泉の宿をチェックアウトし、そのまま茂辺地へ向かいました。台風7号が接近中で、雨模様。レンタカーで函館市街から茂辺地まで海岸線沿いのドライブでしたが、ここは晴れたらもっと素晴らしい景色だったでしょうね。

茂辺地中学校の跡地に到着。
グラウンドの片隅にありました!北斗星が!

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オハネフ25-2・スハネ25-501

雨脚がかなり強かったので鉄分無しの妻子は車で待機(笑)。

JR北海道車でしたので2015年3月の定期運行終了時に引退した2両です。
有志の方々の努力で解体を免れ、保存に至ったとの事です。

個人的にも、2013年に北斗星に乗車した際に下り・上り共にこの両車が連結されていましたので感慨があります。

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オハネフ25-2

最後の方転後の晩年は上野方の1号車に連結。北海道車ならではのBコンパートメント仕様でした。

色あせた車体に雨が流れ、錆びが至る所に。状態は良好とは言えません。

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寝台側。車体ナンバーも周囲の腐食で取れないか心配です。

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通路側。

こちら側の外板の状態は結構深刻でした。

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レプリカの方向幕が入っている様です。グレーHゴムもいいですね。

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スハネ25-501

半室ロビー+B1個室「ソロ」合造車。食堂車のとなりの6号車に連結されていました。

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レプリカのエンブレム。

北海道車の象徴のエンブレム。やっぱりこれが無いと!
いまは朽ちてしまっていますが、1988年のデビューの頃、ピカピカの車体にこのエンブレムが輝き、今までのブルトレと格が違うのを感じました。

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設置されたウッドデッキ。

この2両の現役時の写真。

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2013年6月 オハネフ25-2 上野駅にて 1ㇾ

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2013年6月 スハネ25-501 函館駅停車中 2ㇾ

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本当は内部も見学したかったのですが仕方ありません。
雨も強くなり、一通り見学したあとお別れをしてきました。

今後この車両はこのままの状態ですとかなり腐食進行も早くなるでしょう。
対策にもお金がかかるので大変と思われますが、今後も北斗星ファンの集まる場所として後年まで保存される事を願って止みません。

あとで分かったのですが、北斗星車両の周りには複数の監視カメラがあったそうです。別に悪いコトはしていませんが、不審者みたいな映り方で記録されているかもしれません・・・(笑)